2014.04.16

中堅企業にとってのBIの恩恵
Panorama Software BI Blog より

 BIは実質的にビジネスのあらゆる要素に対して深い洞察を提供することができます。BIソリューションは大企業のためのものだけではありません。中堅企業もデータアナリティクスの利点を活用し、日常業務の改善支援、支出管理の不十分な点の発見、どのマーケティング戦略が有効でどのマーケティング戦略がうまくいっていないかの見極めのために活用することができます。最近のガートナーの調査によると、中堅企業のBI活用が進み、市場規模は2013年の138億ドルから2016年までに171億ドル規模に拡大すると予測されており、BI市場の価値が世界的にますます高まっています。

 BIは中堅企業をどのように支援できるか?
 ビジネス2コミュニティ (Business 2 Community) によると、ウェブ上で使うBIは中堅企業に特に便利であることが証明され、対象顧客の把握やもっとも有効なマーケティング戦術などを判断し、策定するのに役立つことがわかりました。中堅企業にとってBIを展開することはややハードルが高いように思える場合もありますが、直感的なBI製品Panorama Necto14を使えばデータの分析、把握、操作がもっと簡単にできるようになるでしょう。

 中堅企業はBI活用でマーケティング改善が可能か
 記事によると、ウェブ上のデータを企業の営業情報と組み合わせることによって顧客の理解が向上し、どのソーシャルメディアやオンラインチャネルをどのくらいの頻度で利用しているかを把握しやすくなります。そこでその情報を使って企業がターゲットとする顧客層がもっともよく利用するメディアにあわせてマーケティング戦略を軌道修正することができます。たとえばスナップチャット (Snapchat) は上の世代よりも10代や若い世代に人気のあるアプリですが、これは10代の衣料を扱う小売店には非常に豊富な情報を提供しますが、シニア世代に訴求する企業にとってはあまり有益ではない可能性があります。これからのデータアナリティクスは、フェイスブックやツイッターなどより世界的に人気のあるソーシャルメディアのチャネルにあわせた戦略を重視するかどうかを判断する場合に役立つ可能性があります。

 中堅企業はBI専門家を雇用する必要があるか
 BIツールの操作は扱いにくい場合もあります。したがって企業ではBIに精通しているITの専任スタッフを少なくとも1名は確保しておくほうがよいでしょう。これは新規で人員を雇用することになる場合がありますが、中堅企業が1名以上のIT専任社員を確保することは簡単ではないでしょう。BIソフトウェアは進化し、直感的な操作が可能になり、多くの一般ユーザーにもデータセットの操作やデータ視覚化表示の理解をするのに使いやすいBI製品が発表されています。Necto14はITアナリストが常駐しなくても、一般ユーザーがデータの微調整や理解をしやすいセルフサービスBIを提供します。