BIで業務のスピードを加速
【Panorama Software BI Blog より】
一般的に新しく開発される情報技術は、ユーザーの使用感を改善するため初期の製品に更新や改革を行います。BIも技術革新と改良を続けています。企業のBIの使用目的は、当初は数週間または数ヶ月の期間収集した業務に関するデータを分析することでした。しかしこのプロセスでは分析結果を得るまでに時間が経過し、リアルタイムでの分析結果が得られにくいことがあります。現在の進化したBIツールはより最新のデータを分析することが簡単になっています。
BIツールの活用でより速く分析結果を取得
ウェブサイトへのアクセス数や在庫状況、全体的な業務の状況など企業が日常的に収集するデータに即座にアクセスできれば、古いデータを分析するよりも格段に正確な分析結果が得られるでしょう。「ビズテックマガジン」 (Biztech magazine) の記事によると、最新の情報にアクセスできることは企業の業績にプラスの影響を与えます。異なる部署にいる社員が、自分たちの判断がどのように企業に影響するかをそれぞれリアルタイムで確認することができ、分析結果が出るまでの間に取り組みやプロジェクトを中断させる無駄がなくなります。
リアルタイムなデータ分析を共同作業で行うNecto14
Panoramaの最新のBIソフトウェアNecto14は、リアルタイム分析ができる機能を提供します。最新の情報が取得できるのであらゆる部署の現状をより明確に提示することができ、Necto14の活用によって業務の指標を比較する場合に取り込むべき詳細情報の取捨選択を支援します。他にもNecto14には同じプロジェクトに関して組織横断的に共同で緊密な作業ができる社員のチームを形成するなど、多くの利点があります。
BIプロジェクトに最適なグループ作業の考え方
最近の調査によると、共同作業でのBIの取り組みは多くの業界で企業にとって本質的なものになっているということがわかってきています。BI市場に特化した調査分析を提供するドレスナー・アドバイザリの第3回年次調査「集合知、共同作業のできるBI市場調査 (Wisdom of Crowds® Collaborative Business Intelligence Market Study) 」によると、多くの企業がBIおよびデータアナリティクスに関係するプロジェクトについて共同で作業する機能を重視していることがわかりました。調査に参加したおよそ900社の企業のうち、共同作業ができるツールは最低限の重要な機能であると60パーセント以上の企業が回答しており、この傾向は今後も続く見込みです。
ドレスナー・アドバイザリ・サービスを運営するハワード・ドレスナー氏によると、今年は共同作業機能をもつBIへの関心が再び高まっている傾向があり、「現在注目を集めているビッグデータ、ソーシャルメディアといった話題よりも、共同作業機能のあるBIへの関心が高い」と述べています。