注目を集めるBIの共同作業機能
【Panorama Software BI Blog より】
企業にBIを導入することは数多くの利点があります。社内のメンバー間でプロジェクトについての共同作業が可能になればBIはさらに有効に活用できるでしょう。データ分析の取り組みをチーム単位で行う企業が増えており、BIに関する多くの傾向のなかでも共同作業機能のあるBIが急速に成長しています。「三人寄れば文殊の知恵」といわれるように、企業がデータ分析を有効活用するためには共同作業が役立ちます。プロジェクトを遂行するためにどのデータを使うかの選定や分析結果をどのように解釈するかなどは、チームワークの作業によってよいアイディアが次々に生まれるようになるでしょう。
共同作業機能のあるBIに関心
BI市場を調査するドレスナー・アドバイザリ・サービス (Dresner Advisory Services) は、最近年次調査、「集合知、共同作業のできるBI市場調査 (Wisdom of Crowds® Collaborative Business Intelligence Market Study) 」の第3回の結果を発表しました。これによると、BIソリューションを使ってデータを分析する場合に共同作業機能がもっとも重要な要素であることがわかりました。「ミッドサイズ・インサイダー (Midsize Insider) 」によると、今回調査した世界中の企業の60パーセント以上がビジネスアナリティクスの共同作業機能が重要であると回答しています。
ドレスナー・アドバイザリ・サービスの設立者で主任研究責任者のハワード・ドレスナー氏は次のように述べています。「今年はBIの共同作業機能への関心が再び高まり、注目されるビッグデータやソーシャルメディアなどを上回る関心が集まっています。さらに最近はユーザーの求めるツールや機能性がBI製品に搭載されることが多くなってきています。」
共同作業ができるBIの利点を活用する
アナリティクスをソーシャルアプリケーションやクラウドソーシングと連動させて使うことができると、データを使って業務や戦略を改善する可能性を広げることができます。データを使うひとつのプロジェクトについて同僚と共同作業を行うことで、情報を分析、理解し、現在および今後のプロジェクトや業務に変革を起こすためにアナリティクスを使って最善の方法を決定する一連の作業が簡単になるでしょう。
共同作業を簡単にするBIソリューションはビジネスに役立ちます。Panoramaは共同作業のニーズにかなうBI製品を開発しました。Necto14は、どの未処理のデータを使うかの判断や、その情報の分析、データ視覚化ツールを使った情報の整理など、業務のあらゆる段階で共同作業ができる機能を提供することによって、チームワークをレベルアップします。BIシステム上で複数のメンバーが同じプロジェクトの作業を同時に行うことができ、さまざまなインフォグラフィック、グラフなどのデータに注釈をつけ、その情報をチームのメンバーとその場で共有することができます。