2014.07.07

ビジュアル表現機能の効果を得るには
Panorama Software BI Blog より

 BIプロジェクト成功のためには企業目的と社員のニーズに対応できるアプリケーションを設定することが重要です。選定したソリューションが確実に効果を実現するためにはそのような要件を具体的に確定するとともに、派手な宣伝に惑わされずに、その選択したソリューションが多くの約束事をきちんと提供できるかどうかをしっかりと見極めることが大切です。これは多くの現代の企業が苦慮していることです。旧来型のプロセスは定型的データの限定的なビューを一定の社員に表示するだけですが、新しいプロセスは新しい種類の情報、ユーザープロファイル、アプリケーションの機能を搭載しています。確かな情報に基づくソリューションの選定によって優れた成果が期待できるかもしれません。

 もっとも効果的なビジュアル表現の方法
 現在のBIツールは、データ分析の要求が提出されIT部門の専任者が処理するという従来のモデルに比べて機能が大幅に進化しています。特にセルフサービスBIは画像情報を豊富に使うダッシュボードを備え、一般ユーザーに有用性を提供して時代のニーズに応えています。ITコンサルタントのウィリアム・マックナイト氏は「テックターゲット (TechTarget) 」の最近の記事で、可能な限り最善のアプリケーションを導入して企業独自の目的を達成するために重要なポイントを助言しています。マックナイト氏は、部門の社員が迅速に使い方を習得できるソフトウェアを選ぶべきであると述べています。BIの基本にある考え方は複雑ですが、スピーディに洞察を必要とするすべてのユーザーのために優れたソフトウェアが開発されています。

 ユーザーが作成するべきビジュアル表現の種類についてマックナイト氏はシンプルにすることの重要性を力説しました。ユーザーは非常に複雑な図やグラフを作成することに関心を持つかもしれませんが、それではデータを的確に解釈するうえで誤解や混乱を生むリスクが発生することもあるようです。データポイント(統計処理を行う場合の観測の対象)の場所を間違うとBIの有用性を損ない、処理が大幅に遅れる可能性があります。そのため、使用するデータ量をできるだけ抑え、コンテンツが読みやすく理解しやすいものになるようにすることをマックナイト氏は推奨しています。データの過度な複雑性を排除し、特にBIプロジェクトの初期にはできるかぎりシンプルにするべきでしょう。

 最新のBIツール
 企業ニーズに対応する最新のBIツールを検討する場合は、企業が求める機能が搭載されていることを確認する必要があります。新しく導入したソリューションを1年も試行しなければならないようでは時間の無駄です。Necto14は企業が切望する視覚的表示機能を搭載し、あらゆる役割の社員のニーズに合わせて個別にビューをカスタマイズできる機能により優れた価値を提供します。マーケティング部門の社員、最高経営責任者、IT専任の技術者をはじめあらゆる部署の社員がダッシュボードの活用によって一体的に共同作業を行うことができます。最適なBI使用体験を実現するには判断の提示と入念な選定が重要です。