2014.07.29

分析データの効果的なビジュアル表現
Panorama Software BI Blog より

 従来のBIの分析結果は十分に役立つものでしたが、最近のBIソフトウェアは次第に進化し、洞察の取得スピードが改善されています。高度な技術を持つIT部門の技術者だけがBIを使用する時代から転換し、一般ユーザーがBIを使いこなすことを目的に多くの技術革新が行われています。データへのアクセスのしやすさによりセルフサービスBIの活用が増加し、一般の企業にも浸透してきています。BIを使うユーザーが多い企業ほど、意思決定に役立つ洞察をより速く取得できる傾向があります。

 分析結果の効果的な表現
 IT情報サイト「べースライン (Baseline) 」は最近、ニック・ミルマン氏とジョン・ミラー氏の記事を紹介しています。ミルマン氏とミラー氏はBIの機能が進化し、標準的な分析結果表示を超えた多様なビジュアル表現が可能になるとき、BIが企業にとってどのような価値を生み出すかについて調査を行いました。単純にデータを棒グラフで表すという機能以上に、ユーザーが今必要とする情報を的確に表示する機能を持つBIに高い関心が集まっています。必要とする情報はユーザーの役割や状況によって異なります。ミルマン氏とミラー氏によると、企業環境ではすでにこのようなプロジェクトの事例が進んでいます。ビジュアルな情報の伝達が優れているのは、分析や資料のポイントをわかりやすく伝えることができるからです。例えば新しい業務開発を行う時に、プロジェクトが上手くいっているかどうかを素早く判断する必要があったとします。数字データをわかりやすいよう工夫された表現形式で表示できるビジュアル機能があれば、そのねらいを一目で理解させることができ、新しい事業計画を続けるかどうかの判定を迅速に下すことができます。現在の事業環境では、状況に応じて素早く反応できることが、貴重であり求められる要素です。高度なアナリティクスを導入しリアルタイムでデータを詳細に分析する企業が増加するなかで、経営判断の迅速さがますます求められています。ビジュアル表現は、企業が自己改革を確実に達成する方法のひとつになる可能性があります。

 セルフサービスBI
 企業では多くの部署でそれぞれの社員が異なる分析ニーズを持っています。したがって高機能のBIを開発する場合は、多様なニーズに対応できるデータ表示機能を持つBIを選定する必要があります。Panorama社のBIソリューションNecto14はこの点に優れています。Necto14は様々なIT機器からアクセス可能で、BIを使用するユーザーの種類に幅広く対応できます。経営トップからマーケティング部門の一般ユーザー、さらには高度な技術を持つパワーユーザーにもNecto14は業務に必要なデータを効果的に表示できるソリューションです。