2014.09.11

BIを使いこなすためのヒント
Panorama Software BI Blog より

 BIを導入後、うまく活用できるかどうかは企業の取り組み次第です。導入を計画する場合は真に活用するための取組みを前提に準備すべきです。さもなければ業務に適合しないプロセスのために無駄な投資をすることになりかねません。各部署のユーザーの努力によってBIの技術を集結できるかどうかが重要なポイントです。何を目的としてBIを導入するかを明確にしていない企業もありますが、目的を明確にすることに注力すればBI活用による成果を得ることができるでしょう。すでに競合他社は技術革新による飛躍を実現しています。

 従来とは異なる考え方とは
 「スマートデータコレクティブ (Smart Data Collective) 」に寄稿するレイ・メジャー氏は、最近の投稿で、企業がBIによって生成される洞察をあまり重視しない場合が多くあることを紹介しています。BI活用においては課題への答えを得るだけではなく、BIが提示する洞察をユーザーに確実に理解してもらうことが重要です。BIが生成する洞察をあまり重視しないユーザーは結果として未知の領域に迷うことになり、従来その部門で行っていた方法についての前提や偏見などのために、BIによって提示された洞察が採用されない場合がある、とメジャー氏は述べています。

 BIを使いこなすためには非常に多くの人材とスキルを必要とします。BI技術者は、実際にBIレポートの結果を使うユーザーに対して、BI使用によって独創的な戦略策定の余地がなくなるわけではないということを確証させることをメジャー氏は提案しています。むしろアナリティクスが提供する情報は非常に大胆な計画を実行する場合に役立つとしています。また従来の企業経営の手法とこれからの新しい方法を比較することはよいことであるとメジャー氏は述べています。これまで企業は合理性に欠ける直感に頼った経営を行ってきましたが、直感ではなくBIを活用して従来の手法を進化させれば企業経営の根本的な変革につながるでしょう。

 効果的なBIソリューション
 BIを使いこなすためには企業にとって人的資源が重要であることはもちろんであり、確かなBIソリューションを中核として持っていなくてはなりません。Necto14は適合性にすぐれたソリューションで、様々な部門のユーザーに役立つ多様な洞察を提供します。経営責任者をはじめマーケティングや営業担当者まで幅広いユーザーをカバーし、ダッシュボードはユーザーごとにカスタマイズされているため、BIが提示した結論を他のユーザーの言葉で説明する必要がなく、ユーザー自身で理解できるようになっており、企業内でのBIユーザー拡大が容易になります。