一般ユーザーに拡大するBI
【Panorama Software BI Blog より】
従来のBIソリューションの中心的な目的は、直感や推測ではなく情報分析に基づいて企業の意思決定を支援することでした。しかし企業の相当多くのユーザーはBIの利点を知るチャンスを逃していたかもしれません。BIの分析によって洞察を取得するのは複雑な手順で、高度な能力を有し特別な訓練を受けたユーザーによって処理しなければならない場合もあり、特別な専門知識を持たない一般の業務ユーザーは、IT部門の支援がなくてはプロジェクトを進めることができませんでした。これでは効率が悪くなり、迅速に戦略を実行する必要がある企業ビジネスに深刻な影響を及ぼします。
セルフサービスBIの改革
「インサイドビッグデータ (insideBIGDATA) 」に寄稿するダニエル・ガティエレ氏によると、ITの改革が進み、BIによるデータ分析は専門知識を持つデータ技術者から一般のユーザーに移転されつつあり、一般ユーザーは新しいプロジェクトを自分たちの手で自由に進めていくことができます。この変革は技術的にはアルゴリズムの開発とともにインターフェースの開発によってもたらされました。その処理能力は高度で、最新のBIツールでは高度な訓練を行わなくても視覚的表示機能などのツールによって役立つ洞察を取得できるようになっています。
セルフサービスソリューションには膨大なデータソースを処理する能力があります。ビッグデータは現代の企業が対応しなければならない課題であるとガティエレ氏は述べています。あまりに膨大で構造化されていないビッグデータは、かつてはデータ分析を行ってもさほど価値を生み出さないと考えられていましたが、現在は分析によって重要な洞察を得ることができると考えられています。そのためには効果的なソリューションを活用して、ビッグデータと高度に進化したビジネスのニーズを結びつける必要があります。最新のBI製品はそのニーズに応えることができます。
セルフサービスの推進
最新のBIではセルフサービス機能は標準的な機能としてBIパッケージに搭載されており、セルフサービス機能の導入を詳細に検討される企業は迅速な対応が可能です。Necto14は多様な情報源から取得する情報を分析できる非常に効果的なソリューションです。使いやすさを考えて設計されたNecto™は、特にBIデータを理解する訓練を受けないユーザーにも分析の結果をわかりやすく表示することができます。モバイル機器からもBIを利用でき、業務に役立つ形式で分析結果を表示できます。