財務部門のアナリティクスユーザーに求められる資質
【Panorama Software BI Blog より】
BIの役割はデータ分析から直接引き出す意思決定に役立つ洞察を活用することで業務の効率化を図ることです。優れたBIのニーズが高いのはこのためです。アナリティクスを適切に活用することは早期に導入した企業には特に有利に働くでしょう。BIの導入はもちろん、いま経営者に求められているのは、もっともBIが必要な部署はどの部門かを特定することです。
BIに注目する最高財務責任者
「CFOマガジン (CFO magazine) 」によると、最近はアナリティクスを使いこなす能力のある社員の採用に前向きな最高財務責任者が多くなっています。人材派遣会社ロバート・ハーフが行った調査によると、最高財務責任者の61パーセントがBIのスキルを評価しています。また社員が社内で効果的、系統的な方法で情報を分析するためにスキル向上のための教育をすでに行っている企業は82パーセントにのぼります。財務部門は膨大な情報を抱えながら迅速かつ正確な意思決定を必要としています。このことから財務部門での効率的なBI活用が求められています。
CGMAマガジンがこの状況をさらに詳細に調査したところ、財務担当アナリティクスユーザーとして重要なスキルとは、BI技術の使い方を熟知することに加えて、ほかのハードウェア及びソフトウェアの構想を理解し、必要に応じて技術の限界に対応できるアナリティクスユーザーが理想的であると考えていることがわかりました。BIによって情報が高速処理されるプロセスを適切な回答が得られるまで詳細に調べることで、アナリティクスの利用に精通し、分析結果を説明する説得力のあるユーザーになることができるでしょう。財務担当の管理職および金融機関などはBI導入プログラムを開始することに大きな関心を寄せています。
データの高速処理とデータの理解
あらゆる部署に共通することは、企業の情報を限定的に分析するよりも、すべての関連する要素を詳細に調査し分析した結果から洞察を取得することが望ましいということです。IT部門が求めるソフトウェアとは、多くの専門的知識を有するグループのニーズに対応するとともに、広範囲のデータソースから生成された洞察を提供することが条件です。Panorama Necto14はこの点で特に優れたBIソリューションです。カスタマイズできるインターフェースにより企業内で保有するデータとビッグデータを組み合わせて分析する機能を搭載しています。