BIのチームワークとコラボレーション機能の重要性
【Panorama Software BI Blog より】

　BI活用で他社との差別化を図るために基本的な機能に加えて高度な機能が求められています。企業がアナリティクスを運用することがすでに一般的になりつつあり、従って一つの業種のBI事例に精通することは、より広い業界でより良くBIを活用したり、そのようなBIシステムを構築できることにつながります。ではその一つの業種でのBIシステム導入の成功をどのように達成すればいいかという根本の困難な課題に対しては、現在は高度な機能を持つBI製品が数多く市場に投入されており、それらを採用することが役に立つと言えるでしょう。自社で保有するデータを詳細に分析する、あるいは社外から情報を収集し最新のBIツールで分析を行うために活用するなど、自社の目標達成にむけて高度なアナリティクス機能を導入しようとする企業が今後増加するでしょう。

　コラボレーション（共同作業）の価値
　組織間でコラボレーション（共同作業）を通して意思疎通や連携を高度に実践している企業は、成功する可能性が高いと言えます。これはBIの活用に関しても同じで、コラボレーションによってさまざまな部署の人材や情報を効果的に活用できます。「テクノロジー・スペクテイター (Technology Spectator) 」の最近の記事によるとアラン・エルドブリッジ氏は次のように述べています。「BI業界では共同作業による考え方が盛んになっています。」ドレスナーによるBIの高度な機能についての調査によると、60パーセントの企業がコラボレーションおよびチームワークを非常に重要な機能と位置づけています。エルドブリッジ氏は、これらの機能を持つBIシステムを活用して積極的に情報の共有を行うことでより効果的に洞察が生成されると述べています。

　コラボレーション機能を提供するBIソリューションの質いかんでBIプロジェクトの成否が決定する場合があります。エルドブリッジ氏によると、多様な部門で多くのユーザーが共同作業機能のBIを使いこなすためには、BI製品の使いやすさが前提になります。BIがIT部門内だけで使われる場合は従来のシステムとあまり大差なく、BIにより得られるはずの利点はほとんど得られないでしょう。企業が一般ユーザーにも幅広くBIを活用させることができれば、旧来のBIアナリティクスを改良した新しいソリューションによって世界中の拠点とつながることができ、遠隔地の部署間のユーザーと効果的なチームワークを実現することも可能になるでしょう。

　飛躍に向けて
　将来のBI導入計画を策定する上で新しいツールを選定し展開することは非常に重要です。Panorama Necto14はBIのインターフェースを使用したままで他のユーザーとの共同作業が可能なBIです。チャットやテレビ会議などの標準的なコミュニケーションツールを使えば、広義の企業内の共同作業を実現することが可能になるかもしれません。しかしながら、そのようなコミュニケーション機能をBIソフトウェアと統合して活用できれば、意思決定能力を全く異なるレベルのものに引き上げることが可能になります。Panorama Necto™には様々なユーザーインタフェース機能があり、チームのメンバーがより多くの気付きを得て、それらを共有し、その結果生まれる意見を集約するのに役に立つ環境を提供します。