BIアナリティクスによる予算策定の利点
【Panorama Software BI Blog より】
BIを利用するかどうかで、企業の業務プロセス管理の精度と効率に大きく差がつく可能性があります。すでに多くの成功事例が発表され、BI活用の利点は明らかになっています。業務について推測ではなく事実を知るためには、適切なデータの収集と活用が不可欠です。的確な直感がいつも利用できるとは限らず、企業のシステム内に構築されたコンテンツを実際に分析するアナリティクスプロセスは直感よりもはるかに有効であることは明らかです。
予算策定プロセス
「ビジネス2コミュニティ (Business 2 Community) 」に寄稿するアラン・ハート氏は、BIを使って予算策定を行う利点について説明しています。多くの企業はまだ年間ベースで支出予算を管理する硬直的な運用をしています。一定期間のデータを抜き出しただけのスナップショットに基づいて判断をすると、期間中に条件が変化すれば、期末までに設定した数値に大幅に狂いが生じてしまうことも考えられます。機能性を制限する方法では期間中の財務状況を正しく把握することができなくなる恐れがあるとし、予算作成にはエクセル表計算ソフトの硬直的な運用を回避するべきであるとハート氏は述べています。
BIダッシュボードのデータを常に更新しておくことで直接的な洞察が利用でき、月に1回あるいは年に1回しか使用しないエクセルのデータを更新するよりも価値があります。トレンドラインが生成される過程でいつでもリアルタイムで確認することができ、経営者は問題のある取組みを最小限にし、有望な取り組みを強化することができます。数か月前に適用された予測に頼ることなく、証明できる最新の情報に基づく分析は非常に有効です。BIを使用しない場合は売上収益と支出コストの計画はできても、それ以上の詳細な洞察を得られるかどうかは明らかではないとハート氏は述べています。
あらゆるタイプのユーザーに使いやすいダッシュボード、Necto14
最新のBIシステムは予算作成作業に最適です。なかでもPanorama Necto14は財務関連業務に携わる担当者を含め、ユーザーの業務のレベルに応じてダッシュボードのカスタマイズが可能です。企業全体としてのトップダウンデータにアクセスすることができる経営者、予算の数値を把握している財務部門の責任者、顧客ベースを熟知する顧客サービス部門の責任者、それぞれのユーザーが簡単な操作で分析データの結果を入手できるようになり、IT部門に確認する必要がないため非常に効率が良くなります。