2015.01.06

2015年にむけたBIの役割
Panorama Software BI Blog より

 ビジネスでは未処理のデータから有効な洞察を抽出するプロセスは必要不可欠です。BIはとどまることなく進化を続けています。BIが誕生して以来常に新しい選択肢が現れ、アナリティクスソリューションは前進を続け、次々と活用方法が拡大していることが明らかになります。企業目的に対してBIの用途が限定的であると考えていた経営者は、2015年を迎えBIが担う新しい役割に注目するでしょう。

 2015年のBI傾向予測
 「イーウィーク (eWEEK) 」は最近の記事で2015年のBIトレンドについて予測を発表しています。例えばアナリティクスで分析するデータを社内のデータに限定するのではなく、社外の複数のデータソースからもデータを収集して分析することが成功につながると述べています。未処理のデータを収集するプロセス、データを高速処理するアルゴリズムのいずれについてもソフトウェアソリューションは進化しました。多様なデータソースを統合してデータを分析できるソリューションこそ優れた分析ツールであることは事実でしょう。最新のBIソリューションは複合的な見方を自動的に一つの分析結果に統合することによって、従来よりも業務の微妙な差異を明らかにして全体像を提示することができ、しかもユーザーが扱いにくいと感じないように進化しています。

 記事によるとBIは従来ソフトウェア管理を任務としてきたユーザーに新しい役割を与えるために進化してきたとも言えます。これまでIT部門は社内の各部署に役立つITツールを確実に提供することを目的としたサポートシステムのような役割を果たしていましたが、今では企業戦略に積極的に貢献する部署として機能しています。経営者が先進的なITソリューションを使いこなすことは非常にすばらしいことであり、最新のソフトウェアの導入によってイノベーションはほぼ達成できるでしょう。BIは経営者が求める知識情報を提供することによって企業ビジネス全体の枠組みを変革し、戦略的大変革をもたらす可能性があります。

 優れたソリューションの導入を
 BIが戦略的変革をもたらすためには、社内と社外のデータを組み合わせて分析する機能を備える必要があるでしょう。Panorama Necto14は個々のユーザーのニーズに合わせて膨大なデータソースを分析し効果的な洞察に転換する機能があり、包括的な概観にとどまることなく、詳細に役立つ洞察を取得できるソリューションです。分析するべきデータはますます多様化していますが、BIによって多様かつ膨大なデータを分析できることがわかればユーザーはもっと効率よく活用するでしょう。最新のIT技術は業務にこの機能をもたらすことに役立ちます。