2010.10.29
Corporate Executive Board最新の調査結果
「ビジネスインテリジェンスは、来年IT投資のリバウンド先になる」
【Panorama Software Industry News より】
ビジネスインテリジェンスは、落ち込んだIT投資のリバウンド先としてフォーカスされている
ビジネスインテリジェンスソリューションは、来年に景気後退前のレベルにまで支出が回復した際には、IT部門のフォーカス対象になると言われています。最近リリースされたCorporate Executive Boardの調査レポートからの報告です。
そのレポートによると、IT運営に関する予算は、ここ2年増加することはありませんでしたが、来年やっと3.3%増加することになる、とのことです。調査対象となった企業のうち45%が、ビジネスインテリジェンスとそれに連携するツールの展開、もしくは顧客インターフェースに、ITプロジェクトの予算を割り当てることになるようです。
また、2011年に着手されるBIとそれに関連するプロジェクトは、今年に比べ10%増加する見込みです。
「3%以上の支出の増加に加えて、さまざまな企業のCIOがプロセスオートメーションから、ナレッジシェアリング、コラボレーション、インサイトジェネレーションのさらなる発展に投資する傾向にある。」Corporate Executive Board IT部門のエグゼクティブディレクターのShvetank Shahは言いました。このレポートの結果は、最近のCIO.comの調査を反映したものです。回答者の57%が、BIへの支出を来年さらに行う予定です。