来年のBI業界展望 - 2011年のキーワード「アナリティクス」
かつての新興テクノロジーはメインストリームへと成長する。
【Panorama Software Industry News より】
2011年、アナリティクス(分析)はより大きな注目、投資を集める
来年になると、巨大なデータマネジメントやビジネスインテリジェンスが、企業の本来の活動から離れた周辺的なテクノロジーとみなされないのでは?最新トレンドの業界アナリスト、IDCからのレポートです。
アナリティクス(分析)は、2011年にはメインストリームの位置に届く可能性のあるテクノロジーになると特定されました。IDCはまた、ソーシャルビジネスソフトウェアに関する新しい発展がある、との予測も行いました。それにはソーシャルビジネスインテリジェンスのようなソリューションも含まれます。
「結果として、かつては新興テクノロジーだったこれらのものに対して、マーケットの辺縁のサンドボックス的な取り組みとして投資されたり、取り扱われたりすることはないはずです。その代わり、マーケットそのものとして急速に成長しつつあり、またそのように取り組まれなければなりません」レポートはそう言います。
IDCによれば、“ソーシャルビジネスソフトウェア”ビジネスは、2014年までに38パーセントの複合年間成長率を経験するとのことです。ソーシャルメディアというコンセプトとアナリティクスとの統合は、IDCが言うところの「年間予測を際立たせる」ものになるでしょう。
Smart Data Collective(BIプロフェッショナルのソーシャルネットワーク)でも、ソーシャルビジネスインテリジェンスは来年注目されるべきトレンドであると認識されています。あるレポートによると、コラボレーションに関する機能性は、BIソフトウェアとして利用できる機能でも、最も有用な部分であり、その実装は最優先課題であると言われています。
ソース:
IDC