2010.12.24
クラウドは2011年のビジネスインテリジェンスにも無縁ではない。
レポートが示唆するBI業界の発展とアナリティクスの未来。
【Panorama Software Industry News より】
クラウドベースのアナリティクス(分析)への取り組みが2011年に本格化する
TechTargetのレポートによると、来年には新しくてより深い機能性を備えたクラウドベースのBIアプリケーションの序章が幕を開けることでしょう。
予測では、数あるイノベーションの中でも、分析インターフェースとデータ検索技術の向上により、企業内のユーザーがよりタイムリーで正確な予測を行う事が可能になるということです。
レポートはまた、BI業界が未だに成熟しきっていないことにも触れ、ビジネスインテリジェンスプラットフォームへの思い切った投資は、最高の結果を生み出すであろうと予告しています。
「これらのツールを従量課金制で提供することにより、ビジネスユーザーやリサーチャー、その他一般のユーザーでも、高機能なウェブクローラーや言語処理ツール、データ抽出ツールを使用した情報検索がもっと簡単になります」
そして業界が発展し続けるにつれ、2010年に失敗したものがあったこととは異なり、より多くのBIソリューションが注目され、活躍することが期待されます。
クラウドベースのアナリティクスは、今秋発行のCIO magazine誌のホワイトペーパー上でもテーマとなりました。レポートによると、今後3年間でBIや分析プロジェクトをSaaSやその他クラウド上で稼働させると回答した人が23%に上りました。それに比べ、現在ホストコンピューターを使用していると回答した人は7%の上昇にすぎませんでした。
ソース:
TechTarget