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2011.02.03

ビジネスインテリジェンスをCRM(顧客関係管理)に活用する
BIの可能性をさらに身近に、そしてより高度にするのは携帯端末
【Panorama Software Industry News より】

一歩先を行くBIの展開は、顧客関係管理 (CRM) にも使用されている

 データウェアハウジング・分析ソリューションベンダーのチーフテクノロジーオフィサーの話では、ビジネスインテリジェンスを長期にわたり利用し高度に展開してきた組織では、テクノロジーの使用は内部のエンドユーザーのみに留まらないということです。

 今回のガートナー・ビジネスインテリジェンス・サミット2011でのコンピューティングに関する言及の中で、ステファン・ブロブスト (Stephen Brobst) 氏は、現在ビジネスインテリジェンスプラットフォームをさらに進んだ形で利用している企業では、顧客との関係改善に役立てていると述べました。そのトレンドは、コンシューマーの携帯端末の使用により加速しているとのことです。

 アナリティクスをCRMにどう生かすかについて語った中で、「この分野は爆発的に広まる可能性があります。携帯端末の使用は、組織ユーザーよりコンシューマーの方が上手く使いこなす傾向があります」

 彼はコンシューマー間でのモバイルバンキングの使用を例に挙げました。リテールバンキングの利用者は、スマートフォンやタブレットPCなどの携帯端末を通して組織内のデータウェアハウスにアクセスし、自分たちの金銭に関する情報に基づいた意思決定が可能です。

 このトレンドが主流になるまでの間に、ビジネスインテリジェンスの他の用途も今年どんどん発展すると期待されています。ガートナーのものを含む最近のレポートの中には、ソーシャルビジネスインテリジェンスの使用の増加を指摘するものがあります。ガートナーの調査では、ソーシャルビジネスインテリジェンスの導入は2013年までに全BIの15%にまで上ると予測しています。

 ソース:
 Computing