2011.02.17
小売業界で注目されるリアルタイムビジネスインテリジェンス
テクノロジーが顧客の行動分析、戦略最適化のために使用される
【Panorama Software Industry News より】
小売業者の目はリアルタイムBIに向けられている
小売業界は常に変化しています。利益を増加させるために、組織形態もこれまでになく研究し尽くされています。変化への対応と利益の追求が、ビジネスインテリジェンスの導入を促進しています。Speak magazineのレポートをご紹介します。
以前では、小売業者はシーズンに1度や月に1度のビジネスデータの分析でその場を切り抜けることができたものでした。しかしここ数年で状況は大きく変化し、今までにない程に消費者は商品へのアクセスと購買力を持っています。Microsoft社小売業マーケット開発マネージャーShiSh Shridar氏はこのように述べました。
「インターネットとブロードバンド接続の到来により、“リアルタイム”もしくは“ニア・リアルタイム”という考え方が普及しました。それが現在物事の進む速さになっています。今の時代の小売業者は、現時点の情報へ即座にアクセスするためのソリューションを、組織運営に生かすことが必要です」(ShiSh Shridar氏)
今では、顧客を店舗に向かわせているものは何か、ある商品を買わせている要因とは何かを分析するためにそれらを行っています。そして情報を、セールスやマーケティングの戦略を最適化するために使用しています。
最近のTechTargetレポートでは、シンシナティ動物園の理事長John Lucas氏がビジネスインテリジェンスを使用して売上を増加する方法を詳述しました。動物園での売上データを分析して、どの商品や飲食物が一番売れたのかを見つけています。
ソース:
Speak magazine