2011.04.01

収益性の最適化がBIを優先事項にするカギ
【Panorama Software Industry News より】

 パフォーマンスマネジメントやビジネスインテリジェンスプラットフォームを展開する多くの企業がある一方で、その他のバックオフィスでの取り組みに比べると、未だに遅れを取っていることが良くあります。今回のBeyeNetworkのレポートを紹介します。

 BIの優先順位を上げるカギは、組織の最終損益と結び付けて考えることです。パフォーマンスマネジメントやBIが、企業の収益性向上に有効であることをシニアマネジメントに見せることは重要です。

 「最終損益に最も近い、計測可能なインパクトを持つ自社内のプロジェクトが、シニアマネジメントの関心を惹くことは分かっています」専門家のクレイグ・シフ (Craig Schiff) 氏はBeyeNetworkのレポートにこう記載しました。

 BIとパフォーマンスマネジメントを使用することにより達成される収益性の最適化が、マネージャーの目を引くことを疑う従業員はいないでしょう。もちろんそれには、実際にはシニアマネジメントが分かっていない、何が会社の利益をより多く生み出すのか、そしてアナリティクスがどのようにしてそれを実現できるのかを、シニアマネジメントに説得することを含みます。

 収益性の改善は、年次の収益の良し悪しに関わらず、企業全体が歓迎するものです。2011 BPM Pulse surveyによると、収益性の最適化は、企業業績向上のためのプロジェクトに関する調査への回答として、2番目の優先事項となりました。

 ソース:
 BeyeNetwork