2011.04.06
ソーシャルビジネスに必要なのはビッグデータのアナリティクス
【Panorama Software Industry News より】
いわゆる「ソーシャルビジネス」に目を向ける企業が増える中、ビッグデータ・アナリティクスがより注目されるであろうことを、シンガポールのカンファレンスにて業界エキスパートが自身の講演の結びとしました。ZDNet Asiaのレポートです。
構造化・非構造化データの両方の爆発的な増加は、多くの企業がそれらの情報を分析し、より有効に活用する手段を追い求める引き金となりました。このことは、よりソーシャルになりたがっている企業の動向と結び付いています。
「より多くの情報をひとまとめにして分析できると、より良く市場の状況が見えるようになり、ビジネスを成長させるために顧客をより良く理解できます」技術系企業にてデータベースシステムの戦略・マーケティングディレクターを務めるバーナード・スパング (Bernard Spang) 氏はこう言いました。
また、プロセスにソーシャルな側面を持ちこみ、全従業員の意見や考えを溜めこむことで、ビジネスデータにより大きな価値を加えられることに企業は気付いたといいます。
最近のガートナーのレポートは、そのカンファレンスでのディスカッションのセンチメントを反映しています。市場リサーチ会社によると、ソーシャルビジネスインテリジェンスの適用は、今後2015年までに増加する見込みです。2013年までには、すべてのBIプラットフォームの15%がソーシャルBIの展開になると見られています。
ソース:
ZDNet Asia