2011.05.02
クラウドによりビジネス・インテリジェンス分析システムの利便性が拡大
SaaS ビジネス・インテリジェンスが中小企業に与えるメリットとは
【Panorama Software Industry News より】
クラウド・コンピューティングの出現で、高度なビジネス・インテリジェンス分析システムの展開やメンテナンスにもう高いコストは必要ありません - 最近のBeyeNetworkではこのようにリポートしています。
従来は、世界水準の分析が可能なのは大企業だけであり、中小規模の企業はその恩恵を充分に受けることができませんでした。しかしクラウドがSaaSビジネス・インテリジェンスによって「利用機会を均等に」する機能を果たすことで、長く時代に取り残されていた中小企業もテクノロジーの恩恵を受けることができるようになりました。
「クラウド・コンピューティングの普及が拡大し、もはや企業の規模に関係なくBIのメリットを活用できるようになりました。アナリティクス技術は、従来は大企業しか活用できなかったものですが、今では中小規模企業が利用できるメリットが飛躍的に拡大しました。」ジョン・ベアー氏はBeyeNetworkでこのようにリポートしています。
ベアー氏によると、クラウドはBI分析システム導入の障壁を取り除くと述べています。つまり、プロセスやテクノロジーの能力、パッケージソフトや企業内アウトソースアプリケーションや拡張可能なBIソフトウェアへのアクセスといった問題を、クラウドが解決してくれるというわけです。
実際、先月発行されたTechNavioのリポートによると、SaaSビジネス・インテリジェンスの導入によりBI分析の市場規模はさらに拡大すると予測しています。また、クラウドにより・テクノロジーの利便性が向上するとリポートしています。
ソース:
BeyeNetwork