ヒューストン・コミュニティ・カレッジが ビジネス・インテリジェンス・ソリューションを活用
【Panorama Software Industry News より】
ヒューストン・コミュニティ・カレッジでは、ビジネス・インテリジェンスのテクノロジーを活用し、多数の在籍学生に関する膨大な情報をもとに、データの本質を効率的に分析しています。Campus Technologyのリポートです。
記事によると、この大学ではBI導入により、学生が取得した単位や評定の移転、科目登録、状況のアップデートなど、さまざまなデータを分析できるようになりました。このシステムによって情報へのアクセスが容易になり、その結果、職員はリアルタイムで学生に効果的なアドバイスができるようになったということです。
「大学では1年前にインフォメーションビルダー(Information Builders、米国のベンダー)からBIソリューションを導入し、ひとつの情報源を、共通アクセス可能なフォーマットで参照できるプラットフォームをユーザーに提供しています。」ヒューストン・コミュニティ・カレッジ副総長でIT担当のWilliam Carter氏はこのように述べています。
Carter氏によると、大学ではBIソリューション導入の検討にあたって、学年度や暦年内での需要の変化に対応できるスケーラビリティと、既存のデータベースとのスムーズな統合ができるかどうかを重視しました。
テキサス州ダラスにあるダラス・バプティスト・ユニバーシティでも、今年度、ビジネス・インテリジェンスの導入・運用によって同様な成果をあげている例が掲載されています。この大学ではBIソリューションの導入以来、以前の情報分析プロセスと比べて生産性と時間節約効果が586パーセントも改善しました。
ソース:
Campus Technology