2011.05.27
経営トップだけでなく、業務担当者の間でもセルフサービスBIのニーズが急拡大
【Panorama Software Industry News より】
あらゆる業務部門でセルフサービスBIのニーズが今もっとも高まっています。ニュースプロバイダInformation Managementの最新リポートです。
会社の方向性を経営トップが決定していた構図は、もはや過去のものとなりつつあります。企業ではいま、物流、顧客サービス担当者、現場の管理職など、さまざまな部門の業務レベルの担当者が行う意志決定を信頼している、とニュースでは報じています。
セルフサービスBIの活用により、さまざまな部門の実務担当者が業務データの本質を的確に把握し、豊富な情報に基づく意思決定を行うことが可能になっています。
リポートによると、「業務レベルの意思決定は、その性質上、戦略的に必要でない場合もありえますが、一定期間にわたってこのような意思決定の複合的な効果を得ることは、どのような企業でも最終的な収益やスムーズな運営に役立つ重要なファクターになります。」と、ライターのYogesh Bhattが述べています。
さらに、企業が情報管理プログラムを改良してきた結果、複雑であったデータへのアクセスがよりシンプルになったため、いま、セルフサービスBIは以前よりも導入しやすくなっていると報じています。
すでにセルフサービスBIを導入している企業もあります。BeyeNetworkが行った最新の調査によると、BI担当部署がすべてのプロジェクトを処理し、結果を経営サイドに伝達しているという回答が26パーセントでした。