2011.05.31
最高情報責任者 (CIO) 、最高経営責任者 (CEO) が一丸となってビジネスインテリジェンス展開を推進
【Panorama Software Industry News より】
今後5年以内にクラウド導入を検討する企業が6割に達するなど、企業の最高情報責任者 (CIO) 、最高経営責任者 (CEO) が一丸となってビジネスインテリジェンス・プラットフォームの導入、展開を進めていく傾向が、調査により明らかになりました。
3,000人以上のCIO、CEOから得たアンケート結果によると、業務データの分析によってデータの本質をより的確にとらえることが、企業経営において極めて重要になってきています。特にCIOはこの認識が強く、ビジネスインテリジェンス分析は、データのもつ有意性をより効率よく引き出すための最優先ツールであると83パーセントが回答しました。
「企業経営におけるITの重要性とCIOの役割は、2009年以降に著しく増大していると多くのCIOが考えています。」調査を行った会社のグローバル・ビジネス・ソリューション担当エグゼクティブ・パートナー、ルーク・ロバートソン氏のコメントです。
また、回答者の60パーセントが今後5年以内にクラウドを導入する予定であると回答しています。BI重視の傾向と相まって、SaaSビジネスインテリジェンスを導入する企業が今後ますます増加すると予想されます。
各メディアでは、今年発表した記事で、数回にわたってIT担当管理職と経営トップがBIに注目していると強調しています。今年初めにガートナー (Gartner) が発表した調査によると、注目されるテクノロジーの5位にBIがランクしています。