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2011.06.07

オーストラリアの最新BI事情 - CEOが率先してデータ管理プログラムを導入
【Panorama Software Industry News より】

 オーストラリアで行ったアンケート調査によると、正確かつ有効なビジネスインテリジェンスレポートを生成するには、データの質が重要であると考えるCEOが多いという結果が出ています。データ管理ソリューション・プロバイダー、「データフラックス (DataFlux) 」による最新の報告です。

 調査によると、企業の40パーセントが、現在データ管理プログラムの導入計画があると回答しました。CEOが導入計画に実行許可を与えているという回答も多くありました。

 企業がデータ管理ツールを導入した背景については、ビジネスインテリジェンスとデータウェアハウス活用のためと回答した企業が35パーセントで、3位でした。企業の情報システム対応力の向上、コスト削減と利益改善のためという回答が53パーセントでトップを占め、つぎに48パーセントがコンプライアンスとリスク管理への対応と回答しました。

 「企業は今、最も優位性のある自在に使える武器、すなわち社内いたるところにあるデータの流れに対応しなければならないと認識しています。」データフラックス社オーストラリア責任者ソール・カニンガム氏は、このように述べています。「質の良いデータは生産性を高めるだけではありません。信頼性の高いデータはそれ自体、意思決定の質も高めることができます。」

 アバディーン・グループの調査では、効果的なビジネスインテリジェンスの導入は、業界トップの企業になるための方法の一つであるという結果がでています。高いレベルの顧客サービスを実現する企業は、BI活用によって倉庫管理費の削減というメリットも得ています。

 ソース:
 DataFlux