2011.06.11
スキーリゾート業界がビジネスインテリジェンスの展開に注目
【Panorama Software Industry News より】
今年、オーストラリアのスキーリゾート企業は、大規模な顧客データの収集により、ビジネスインテリジェンスを活用した顧客の利用パターンの分析を計画しています。iTnewsによるリポートです。
スキーリゾートでは旧来のリフトチケットやバーコードスキャンシステムを排除して無線ICタグに移行しようとしています。そうすることにより、来場者数やスキー場の中での顧客の行動パターンなど、さらに多くのデータを収集できるようになります。
「スキー業界にとってITの導入と応用は、実現が急がれる課題でした。特に、年に1度しかシーズンが来ない我々の業界では重要です。」スキー場「ペリシャー」のCEOピーター・ブラリザ氏は、最近ドイツで開催された、世界的規模の情報通信技術の展示会「CeBIT」で述べています。「我々は今年初めて実際のスキー客の人数、利用状況を把握することができるでしょう。」
無線ICタグ技術はペリシャーの47のスキーリフトのうち29に配備されています。
データ収集はビジネスインテリジェンス・ソリューションの成功のためにもっとも重要な鍵です。最新のTechTargetのリポートでは、膨大に生成される情報量に対応するため、ビジネスインテリジェンスに大容量データ処理機能を取り入れる企業が増加すると予測しています。
ソース:
iTnews