2011.06.13

BI戦略はモバイル対応が急務
【Panorama Software Industry News より】

 モバイルソリューションの出現で企業のデータやアプリケーションへのアクセスが常時可能になりました。モバイルBI戦略の最近の動向として、スマートフォンユーザーへのサポート許諾がありましたが、新たに企業が考慮に入れるべきもうひとつの機器、それがタブレット端末です。

 2010年4月のiPad発売によってAppleは端末機器に革命をもたらし、市場に新しい生命を吹き込みました。今、世界中の企業は社員の手のひらにのるモバイル端末で、デスクトップと同じようにBIプログラムにアクセスしたいと望んでいます。Datamationの最新リポートです。

 「ユーザーはすでにモバイル機器を使いこなしています。これによって「働き方そのものの変革」が起きています。」ドレスナー・アドバイザリー・サービスの最新号ではこのように報じています。「抜本的なパラダイムシフトが起きているのです。」

 Datamationによると、タブレットでのBI活用は、特に倉庫の作業場での生産在庫管理に向いています。タブレットからBIレポートに簡単にアクセスできるので、製品の入庫計画、出荷計画の決定に役立っています。

 タブレットは適度な画面の大きさと処理能力がありながら、スマートフォン並みの携帯利便性でますます普及が拡大しています。Deloitte Consultingによると、タブレット端末の販売台数のうち25パーセントは企業が購入しています。

 ソース:
 Datamation