2011.06.20
中小企業でSaaSビジネスインテリジェンスの導入が急増中
【Panorama Software Industry News より】
最近はビジネスインテリジェンスやクラウドコンピューティングのもたらすメリットについて、非常に多くの情報があります。米国のコンサルティング会社AMI-Partnersの最新記事によると、中小企業はSaaSビジネスインテリジェンスの導入とともに、その両方に注力しています。
「米国中小企業クラウド戦略 (SMB Cloud Playbook) 」という調査によると、大規模なクラウドコンピューティングのプラットフォームにビジネスインテリジェンスを組み込む企業は、今後4年間で25パーセント増加すると予測しています。その結果、SaaS BI市場は2015年度には5憶ドル規模に成長します。
「今回の調査結果は2つの要素を反映しています。」AMI-Partners社のドナルド・ベスト氏のコメントです。「中小企業では、コスト削減や企業競争力を優位に保つために必要なインサイトを得るため、データマイニングの認識が高まっています。さらに、大規模な統合の一環としてBIやSaaSを導入すると、非常にコスト効率のよい提案としてアピールできます。」
中小企業の経営陣の多くはデータに基づいて意思決定の精度を高めたいと要望しています。SaaS導入によって、中小企業は比較的コストを抑えながらかなりの効果を得られるとベスト氏は言います。
最近の調査では、企業の最高情報責任者が最優先で取り組む予定のアイテムの上位にBIやクラウドがランクされています。ビジネスインテリジェンスは最優先項目として注目を集め、次にクラウド、モバイル対応がランキングされています。