2011.06.28
セルフサービスビジネスインテリジェンスのメリットとは
【Panorama Software Industry News より】
顧客の無料のサインアップサービスで入手できるデータに少し工夫をするだけで、大規模な有益データとしてのカスタマーインテリジェンスに転換することが可能です。Smart Data Collectiveのレポートです。
「このデジタル時代の中、企業は流通ルートやソーシャルネットワークなどを通じて入手するメールアドレス、顧客の好み、潜在的なライバル企業などと引き換えに、基本的なサービスをパッケージ化して利用するようになりました。ウェブサイトのコンテンツに見出す価値が多ければ多いほど、手放してもよいと思う情報も多くなります。」ニュースサイトの執筆者、ブレンダ・ソミッシュ氏は述べています。
直観に反しているように思われますが、ほとんどの企業には、収益にあまり大きな減少をもたらすことなく無料で提供できる何らかの基本的なサービスがあります。この見返りとして、従来は十分に活用されてこなかったビジネスインテリジェンスのデータが得られる場合があり、競合他社に対する明確な強みとなる場合があります。
とはいえ、フリーサインアップをする顧客から正確な情報を得るには、プログラムを慎重に策定しなければならないと指摘する専門家もあります。企業が最も有益なデータを得るためには割引価格を正しく体系化しなければ、プログラムのスタート時点よりもかえって悪い結果に終わる可能性もあります。
ソース:
Smart Data Collective