ビジネスインテリジェンスの効果を高めるには
【Panorama Software Industry News より】

　多くの企業がBIなどの分析ツールを活用して業績の進捗把握を行っていますが、重要な情報を社内で共有するための次なる論理的手段を講じている企業はまだ少数のようです。ビジネスニュースサイトVoxyが伝えています。

　記事によると、ビジネスインテリジェンスの共有化を過剰に制限している企業もあるといいます。その失敗例の理由は2つあり、1つには情報の保持者が自分自身を情報保護の責任者とみなしていること、もうひとつは情報分析の資格を得ている社員が不十分であるということです。

　「おそらくその意見にはある種の根拠があると思いますが、率直に言って、企業内で流通するBI情報の不足は企業にとってマイナスです。」Endeavour Solutions（ソフトウェア、ソリューション会社）社長クリス・ミラー氏は、このように述べています。

　ニュースサイトでは、情報セキュリティと有用な情報の共有を両立するためには、セキュリティ対策に強いソーシャルビジネスインテリジェンスソフトウェアを採用すれば、この2つの要素をまとめて単一のシステムに統合できると述べています。

　また、極めて重要なビジネスインテリジェンス情報が確実に企業内に普及拡大するための方法として、独自仕様のセキュリティと管理機能を搭載した専用のソーシャルネットワークを導入し、企業に柔軟な管理の枠組みを提供することが重要であると指摘する専門家もいます。

　ソース：
　Voxy