2011.07.12
スターバックスがモバイルBIプログラムに着手
【Panorama Software Industry News より】
スターバックスは、ラテやカプチーノファンのための全米随一の巨大カフェビジネス企業に成長しましたが、ただその地位にとどまって傍観しているというわけではありません。
スターバックスはモバイルBIプログラムをスタートし、管理職は訪問先の店舗からBIプラットフォームを活用しています。モバイルBIにより、管理職は移動中にもリアルタイムで離れた場所のデータにすぐにアクセスできる点が大変評価されています。スターバックスは特にタブレットで使うソリューションに注目しています。
「BIはタブレット端末から大変うまく操作できますので、ノートパソコンを開かなくても店頭で最新情報にアクセスできます。」スターバックスのビジネスインテリジェンス戦略担当主任、トマス・ボール氏のコメントです。
社員からタブレット端末の使用拡大を求める声が高まった時期もありましたが、スターバックスはモバイル機器を普及させるにあたり、適切な方法を検討していました。iPadだけでなく、さまざまな携帯端末で使用できるモバイルBIソリューションの導入も検討しています。
BeyeNETWORKの最新号によると、モバイルBIは「その場でアクション対応が可能なインテリジェンス」を実現します。モバイル機器からBIにアクセスすると、業務データはもちろん取引画面も見ることができ、重要な意思決定がリアルタイムで実行できることは大きなメリットであると言えます。