2011.07.18
現場で高まるセルフサービスBIのニーズ
【Panorama Software Industry News より】
エンドユーザーは、企業が保有するデータから生成されるインサイトのメリットを認識しています。このためセルフサービスBIソリューションの需要が拡大しています。Information Managementの最新記事に、Dresner Advisory Servicesの2011年度の調査結果が発表されました。
「大衆の知恵 - BI市場調査」というタイトルの今回の調査結果により、ビジネスインテリジェンスの活用を推進する複数の要因が確認されました。セルフサービスは簡単なアプリケーションとして重要であり、効果的な意思決定のためにこの技術を活用するエンドユーザーがさらに増加するとリポートしています。
「BI導入の取組みは共同プロジェクトとして行うべきです。担当者全員がそれぞれ、いわゆる自社株に出資するように、他のメンバーと優先事項の認識を共通にしておくことが重要です。ITへのアドバイスとしては、連携を強化しておくことが重要でしょう。」Information Managementの執筆者、ハワード・ドレスナー氏はこのように述べています。
また、BI市場拡大を推進しているのは主に中小企業であることが注目されています。資源とITサポートが十分ではないために、セルフサービス分析のニーズが高まっているためです。
最近Forrester ResearchのJames Kobielus氏が主催したウェブセミナーによると、セルフサービスインテリジェンスはソーシャルBIや適合性とともに、BI 3.0と呼ばれる次世代テクノロジーの要素のひとつです。