2011.07.28
ニューヨーク消防局が査察実施データ管理にBI を活用
【Panorama Software Industry News より】
ニューヨーク消防局 (FDNY) は市のすべての建物の適切な査察を確実に実行するためにビジネスインテリジェンス・アプリケーションを導入し、課題を簡略化することに成功しています。ニュースプロバイダFierceCIOの最新号によると、FDNYでは従来このようなデータの分析のためのソリューションは導入していませんでした。
FDNY局長ドン・シャクナイ氏は次のように述べています。「従来は、ある建物を8回検査しているが全く検査していない建物がある可能性がある、などのデータを追跡管理する方法がありませんでした。」
そのような状況はビジネスインテリジェンスの導入によって変わりました。現在ではFDNYは「査察のリスクと緊急性を検証するため」、巡回査察を廃止しています。
また多くの消防署でさまざまな査察を処理するため、同局と消防士の情報連携が課題でしたが、BIによって情報共有が改善しました。
外食チェーン「レストラン・ブランド・ニュージーランド・リミテッド」でも最近BI導入を発表しました。ソフトウェア会社Hospitality Technologyが配信するニュースによると、同社では新しいアプリケーションを活用し、国内のフライドチキンチェーン店98の店舗でパフォーマンスメリットの進捗を管理する計画です。