2011.08.01
専門家の意見:ビジネスインテリジェンスの重要性が高まっている
【Panorama Software Industry News より】
バンガロールのシリコンインディアSiliconindia.com主催による「ビジネスインテリジェンス・コンファレンス2011」では、「極めて重要な課題」と位置づけられるBIの今後の方向性や、必要な技術開発など、ビジネスインテリジェンスのあらゆる分野について討論が行われました。
初日にはガートナー社の調査ディレクター、バヴィッシュ・スード氏が基調講演を行い、今後3年間のBIソリューション市場の見通しについて説明しました。成長を維持するためには、データの可視化を進めるとともにセルフサービス・ビジネスインテリジェンス機能が必要であると述べています。
さらにデトロイト・コンサルティングのディレクター、Chandu Mukkavalli氏は、市場でもっとも話題になっているトレンドはおそらくソーシャルビジネスインテリジェンスであると説明しました。今後はBI開発の15パーセントがソーシャルな意思決定を中心に行われると述べています。
ニュースサイトはこのコンファレンスについて、ソーシャルインテリジェンスは顧客の期待に取り組み企業によい成果をもたらすという点で、非常に重要な役割を果たしていると結んでいます。
また、ITニュースサイト「エンタープライズ・イレギュラー」の最新リポートによると、ソーシャル機能を備えたビジネスインテリジェンスソリューションが企業のデジタル戦略の最大の特徴になると予測しています。企業が生成する大容量のデータを分析するためには、より多くのユーザーがインサイトやアイデアを共同出資するのが最善の方法です。