2011.08.09
イギリス警察庁がクラウドを導入、ビジネスインテリジェンスも視野に
【Panorama Software Industry News より】
Computerworld U.K.の最新号によると、イギリスの警察庁はまもなくSaaSビジネスインテリジェンス・ソリューションを導入する予定です。
今回のホスト型分析ツールへのシフトは、戦略的クラウドプログラムの一環として実施されます。最近、多くの政府機関がこのプログラムに着手しました。このプロジェクトでは、イギリス全土の警察はIT支出の削減を目指して署内設置のレガシーシステムを廃棄し、クラウド対応のサービスを導入します。
ロンドン警視庁はニュースプロバイダとのインタビューで次のように述べています。「将来のシステム、ITインフラの必要条件、最適な実現方法を常に検討しています。」
記事によると、警察庁はビジネスインテリジェンス用を含めてクラウドコンピューティングの導入を検討しています。標準ベース、拡張可能性、強固なセキュリティ、使用頻度に基づくコスト設定、高いサービス内容などのポイントを評価しています。
多くの専門家の意見では、クラウド導入の効果でビジネスインテリジェンスを活用する企業が今ますます増えています。クラウドによって比較的低コストでロバストなソリューションの運用が可能になります。さらに、自社運用のハードウェアが不要なため、メンテナンスコストと管理責任が最小限にとどまるということも大きなメリットです。