2011.08.31
医療機関でのBI 活用のポイント
【Panorama Software Industry News より】
ニュースサイトB-Eyeネットワークでは、医療機関がビジネスインテリジェンスソリューションを導入し、経営改善と患者情報の活用を促進している事例をリポートしています。
医療機関にとってBIは非常に目新しいソリューションであることから、適切な展開と運用が困難な事例もありました。導入の早期の段階で入念な計画を策定しておくことによって、予期しない問題の発生を防ぐことにつながります。主要なソフトウェア・プロジェクトと同様に、若干の問題は発生するものです。初期の段階でしっかりしたロードマップを策定しておくことによって、問題が発生した場合に正しいアクションの方向性の決定が容易になると考えられます。
インフラを整備すると、次にトレーニング計画を決めなければなりません。多くの場合ソリューションは導入後、ビジネスに不可欠な要素になるので、社員のBIに関する見識を養うためのトレーニング計画が必要です。データ入力や管理の責任者を明確にすることで、混乱は次第に解消するでしょう。
データ管理を整備すると最終的にプロジェクトを全体的にまとめることができます。さらにソリューションのガイドラインを明確に定義することでデータの一貫性が確実に保証されます。
また、B-Eyeネットワークの最近の記事によると、現状では管理者の意図するBIトレーニングが行われていないため、大学に対してBI教育の充実を働きかけるIT会社の幹部が多くなっています。