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2011.09.02

ビジネスインテリジェンスで博物館のマーケティング戦略を改善
【Panorama Software Industry News より】

 北米のある無名の博物館は来館者のデータ収集と分析により、マーケティングキャンペーンのターゲットを明確に設定することで、実現できる範囲での最高の成果を上げることに成功しました。ニュースサイト、ビジネス2コミュニティ (Business 2 Community) によるリポートです。

 記事を執筆したのは博物館にソリューションを提供したシグマ・マーケティング・グループ (SIGMA Marketing Group) のバーブ・コート氏です。博物館は電話、メール、ウェブサイト、窓口およびカタログによる売上高から収集したデータを活用して、来館者の実態を明らかにしました。

 その結果、来館者の経歴は様々であることがわかり、この情報をマーケティングキャンペーン策定に利用しました。

 コート氏によると、顧客層の嗜好の独自性と年齢構成などのデータを活用すると、メッセージやディスカウントなどを具体的に顧客固有の関心に合わせて提案を行うと、来館者数がさらに増加する可能性もあります。

 さらに、収集したデータを分析した結果、リピーター増加のための誘引策として、来館者のうちどの顧客をターゲットにするかを明確にすることができました。

 ニュースサイト、テックターゲットでも今年初めに同様の事例を報告しています。シンシナティ動物園では蓄積した顧客データを分析してインサイトを得るために、ビジネスインテリジェンスを活用しています。