2011.09.08

モバイルBI導入には微調整が必要
【Panorama Software Industry News より】

 モバイルビジネスインテリジェンスは分析ツール市場において次世代の大型商品として期待されています。スマートフォンやタブレット端末の需要が増大し、場所や時間を問わずデータやレポートにアクセスしたいという要望が高まっています。

 「モバイル技術がユーザーに歓迎されていることは、モバイルビジネスインテリジェンスの約束されたメリットと等価値のものを提供する方法が明らかになったということです。モバイルBIでは重要なデータの徹底的、特別な分析が、場所を問わずユーザーの移動中でも可能になります。」ニュースサイト、エンタープライズ・アプス・トゥデイの記事はこのように伝えています。

 しかしながら、このニュースサイトによると、モバイルBIを効果的に使用するためには、事前に微調整が必要な要素もあると伝えています。特に次のような要素を検討しておく必要があります。

 第一に、ダッシュボードをスマートフォンやタブレットの小さい画面へ転換することについて、考える必要があります。次に問題となるのは、適切なフォームファクターを対象にすることと、モバイルBIを適用できる部門の決定です。

 ネットワーク・レポートの最新記事でもモバイルBIの活用事例について特集しています。世界規模のアパレルメーカー、ゲスでは特にビジネスインテリジェンス・プラットフォームをモバイル機器で活用するための取組みを重点的に行っています。同社CIOマイク・レリチ氏によると、同社ではモバイル活用による収益増加のメリットが明白になっているようです。