2011.09.09

電子カルテの有用性証明をBIが支援
【Panorama Software Industry News より】

 患者の治療向上と政府からの奨励金への期待から、全米の医療機関は電子カルテシステムの導入と有用性の証明に向けて取り組みを進めています。ニュースサイトTechTargetの記事によると、ビジネスインテリジェンスはこの両方の目的達成を支援すると紹介されています。

 医療機関では特に分析ソリューションの活用によって、有意義な活用の基準を満たすために必要な、精度の高いレポート要件の適合性に対応し、実証することが可能になります。ビジネスインテリジェンスによって医療の品質尺度の有効性を追跡することができます。

 一般的に医療機関にとってBIは有効なツールです。BIは品質の高いレポートに加えて他の種類の規定のレポーティングや、その他の大量な分析にも対応できます。

 電子カルテは長期にわたって次第に普及しています。今後も分析処理やインサイトの取得のために医療機関で収集するデータ量は膨大になると予想されます。

 また、テックターゲットの別の記事では、医療機関のBI展開においては計画性が重要であることを取り上げています。中でも経営幹部が積極的にBI展開に関わることが必要であると紹介しています。