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2011.09.13

増え続けるデータ、その統合によるメリットとは?
【Panorama Software Industry News より】

 オンラインで営業活動を行う企業の大半は、マーケティングキャンペーンに関する意思決定にビジネスインテリジェンスプラットフォームをフルに活用しています。しかし、一方では、必ずしも関連するデータのすべてが十分に検討されていないという一面もあります。

 情報管理会社エンデカ (Endeca) が発表した最近の記事によると、構造化されていないデータをBIプログラムに統合する作業をまだ完了していない企業は、調査回答者のうち50パーセントに達しています。データ統合の作業をしなければ、BIユーザーは意思決定をするために課題の全容を把握することができなくなります。

 「特に、データ量が膨大になっている今の状況で競争優位性を獲得するためには、マーケティングチームがデータを取得するだけでは不十分です。入手できる全てのデータの意味を迅速に解明する機能を備えることが必要です。」エンデカのマーケティング製品管理担当副社長、ジョン・アンドリュー氏はこのように述べています。

 また、記事によると、回答者の48パーセントは分析の必要条件が毎月変化していると述べています。さらに必要条件が毎日、あるいは1時間ごとに変化していると回答した企業も20パーセントあることから、機動的なBI技術が必要であることがわかります。

 スナップロジックの調査によると、ビジネスインテリジェンスは企業が今後1年以内に導入を予定するアプリケーションの1位になっています。さらに、全体の39パーセントがまもなくビジネスインテリジェンスソリューションを展開する計画であると回答しています。