2011.09.15
モバイルBI活用により急成長するアパレルメーカーの成功事例
【Panorama Software Industry News より】
ニュースサイトNetwork Worldの最新記事によると、世界規模で小売展開も手掛ける衣料品メーカー、ゲス (Guess) の最高情報責任者マイク・レリチ氏は、今後ビジネスインテリジェンスプラットフォームについては可能な限りモバイル機器の導入を進める計画であると述べています。
ゲスではモバイル機器についてBIの活用を中心に検討を続けていました。その理由としてBIが利益を上げるからであるとレリチ氏は述べています。ゲスにはこれを証明するデータがあり、2011年度の売上高は16パーセント、利益は13パーセントそれぞれ増加していることから、この好業績はビジネスインテリジェンスによるものであるとレリチ氏は評価しています。
「ジーンズやアクセサリーなど、どのアイテムの在庫を持ち、それをどの店舗に配置するべきかをバイヤーが決定する場合に、iPadsで個々の商品や店舗のデータ、画像、写真、GPS情報などを活用しながら販売傾向を分析することがBIによって可能になります。」
同社ではモバイルBIソリューションが提供する視覚情報も活用しながら、販売機会を的確にとらえた営業戦略を推進しています。
調査会社SSIが最近発表したアンケート結果によると、経営者200人のうちスマートフォンユーザーは24パーセント、タブレット端末のユーザーは20パーセントであることがわかりました。また、回答者のおよそ10パーセントがモバイル機器から業務アプリケーションを使用しています。