2011.10.03

BI活用で出張経費を分析、抑制
【Panorama Software Industry News より】

 多くの企業にとって社員の出張は必要な事項であり、社員が常に世界各国を移動することは多額の経費につながりかねない課題です。トラベル・デイリーニュースの記事によると、ビジネスインテリジェンスソリューションの活用によって出張経費の予算の抑制に効果があるとリポートしています。

 ビジネスインテリジェンスの活用で、社員がどこでどのように経費を使っているかを分析できます。そうすることで、管理職は出張経費予算を最大限に活用するため、支出パターンの改善可能な点を把握することができます。

 記事によると、出張は事業拡大と競争力の向上を推進する可能性があり、事業の拡大目標に沿って適切に予算設定するだけでなく、支出の対前年比管理および同業他社との比較による評価も重要です。

 例えば、BIツールの活用によって請求金額と支出予算の関係を分析するとともに、他のさまざまな支出分類についてのインサイトを得ることができます。

 最近、新しい方法でビジネスインテリジェンスの活用をめざす企業が多くなっています。ITニュースサイト、テックターゲットの最近の記事によると、多様に分類されている顧客の利用データを組み合わせ、販売の最適化とマーケティング予算の配分を改善しようとするワイン醸造所の取組みが紹介されています。多くのワイナリーでは現在複数のデータ保存ソリューションを使用しており、データが一元化されていないことがBI活用のもっとも大きな課題となっています。