2011.10.04
今後、導入が注目される技術、ソーシャルテクノロジーとは
【Panorama Software Industry News より】
社員間の共同作業を盛んにしてソーシャルエンタープライズの推進をめざす企業が増えています。ニュースサイト、ZDNetのリポートによると、今後数年間でこの技術はますます重要になると予想されます。
ソーシャルビジネスインテリジェンスなどのソーシャルプロセスやアプリケーションの活用は、今後5年間にわたって企業テクノロジーの大きな潮流のひとつになるとリポートされています。この傾向を受けて、ソーシャルテクノロジーは、IT部門のスタッフを社員のもとへ派遣する形態から、急増するデータの処理まで、企業が行うあらゆる業務のしくみを具体化することに役立ちます。記事によると、ソーシャルテクノロジーの完全導入は企業の最優先事項になると予測しています。
「社内のリーダー、経営トップはソーシャルなコミュニケーションチャネルに参加し、どのように事業の変化を実現させたいかを示す必要があります。」ZDNetの執筆者ディオン・ヒンチクリフ氏はこのように述べています。
フォレスターリサーチのアナリスト、ジェームズ・コビーラス氏は、BI業界ニュースサイト、「エンタープライズ・アプストゥデイ」のインタビューで次のように述べています。「ソーシャルビジネスインテリジェンスはエンタープライズ分析ツールの次のブームとなるでしょう。BIにソーシャルの機能を追加することで社員からより多くの情報が提供され、蓄積された業務データに価値を付加することができます。」