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2011.10.05

クラウド活用でセルフサービスBIの成果をサポート
【Panorama Software Industry News より】

 セルフサービスビジネスインテリジェンスが保証する成果は、ITスキルに精通していない一般社員も分析ソフトウェアを活用した意思決定ができるということです。インフォメーションマネジメントの最近の記事によると、この機能は今クラウドコンピューティングの出現によって従来よりもさらに利便性が向上しています。

 セルフサービスの機能は従来の社内設置型BIツールでは不可能でした。ユーザーはIT部門にいる特別なトレーニングを受けたアナリストに依存しなくてはなりませんでした。しかし従来型の方法ではもはや運用できなくなっています。ビジネスインテリジェンスソリューションによってデータからのインサイトを可能な限りスピーディに提供することが求められています。

 クラウドを導入する企業が増えているなか、BIアプリケーションとデータの「クラウド化」は今後もますます進むことは間違いないでしょう。クラウドコンピューティングは単に全体的なコスト削減と情報配信をサポートするだけではなく、BIのセルフサービス機能を向上させ、よりスピーディに成果を出します。つまり情報アジリティを改善します。

 最も重要なことは、SaaSビジネスインテリジェンスなどのクラウドを基盤としたツールを活用することによって、分析の実行に必要な蓄積したデータへのアクセスができるようになることです。

 セルフサービスBIは、ソーシャル、データ関連性の機能とともに、ビジネスインテリジェンス3.0と言われる次世代テクノロジーの重要なツールであるという見方で、専門家の意見は一致しています。