2011.10.10
クラウド導入によって分析ツールへのアクセスが向上
【Panorama Software Industry News より】
クラウドコンピューティング・ソリューションの展開を中心に、2012年度にIT関連支出を増加する予定の企業が増加しています。投資の一部はホスト型のビジネスインテリジェンスソリューションを中心に投資される見込みです。ITニュースプロバイダ、Nucleus Researchの最近の記事をご紹介します。
調査した220社のうちおよそ半数の企業が来年度のIT投資額を少なくとも5パーセント以上増やすと回答し、また支出金額を少なくとも二桁増やすと回答した企業も10パーセントありました。
記事によると、導入予定の優先事項のトップはクラウドです。ホスト型サービスによって小規模の企業もロバストな技術にアクセスしやすくなるためです。
「中小企業がIT支出を増やす傾向にあります。これはクラウドオプションによって分析ツールやeコマースなどの高度なアプリケーション機能を活用できるようになるためです。」調査会社の副社長レベッカ・ウェッターマン氏はこのように述べています。
調査結果では全体的な傾向として、クラウドは企業が投資の効果を最大限に活用するために集中的に取組む分野であるという結論をまとめています。さらに分析ツールから得る情報はカスタムレポートに代わると予測しています。
クラウドは特にビジネスインテリジェンスツールに多大なメリットをもたらすことがわかっています。インフォメーション・マネジメントの最近の記事によると、クラウドによって分析テクノロジーへのアクセスが向上するだけでなく、セルフサービスBIの成功を左右する可能性があると紹介されています。