2011.10.10
増加するクラウド導入はBIソリューションにも影響
【Panorama Software Industry News より】
ここ数年クラウドコンピューティング技術の導入増加が目立ちますが、これは長年変化がなかった多くの業務に劇的な影響をもたらしています。
最近のITP.netの記事によると、クラウドはまず業務の生産性ソリューションに影響を与え、現在は他の領域に拡大しています。このようなクラウドのための新技術の中にビジネスインテリジェンスも含まれています。
あるソフトウェア専門家は、長期的に見ると全ての企業が使うソフトウェアに影響を与えることになると予測しています。初めは容易に達成できる目標、例えば業務の生産性のような目標を掲げてスタートしたソフトウェアは、仮想化しクラウドプラットフォームで運用するには最も簡単なソフトウェアです。
SaaSビジネスインテリジェンスが分析ツール市場の形を変革しつつあります。例えばクラウドデリバリーモデルによって、小規模な企業が分析ソリューションを活用しやすくなったという点で多くの専門家の意見は一致しています。
このような傾向は最近Nucleus Researchが発表した調査結果にも反映されています。来年度IT支出を増やす予定の企業が増加し、そのうち10パーセントは支出金額を少なくとも二桁増やすと回答しています。特に中小企業ではクラウドベースのBIツール導入を中心に計画する企業が増えています。