急増するデータにいかに対応するか？最高マーケティング責任者のBI活用
【Panorama Software Industry News より】

　最高マーケティング責任者 (CMO) はデータの急増に対応しなければなりません。ビジネスインテリジェンスソリューションに期待し、膨大な情報のなかからインサイトを得ようとする企業が増えています。

　IBMが行った「2011年グローバルCMO調査」によると、急増するデータ量への対応がマーケティング担当責任者にとって重大な課題になっています。データを十分に活用し、確かな情報に基づいて意思決定を行うことが重要なポイントです。

　重要な意味のあるインサイト抽出に加えて、商品、サービス、顧客の満足体験を効果的に改善するために、この膨大な量のデータをどのように分析するかということが問題です。

　課題解決のカギはビジネスインテリジェンスプラットフォームの導入と活用でしょう。堅固なソリューションの導入により、一般的に使用されている表計算ソフトの機能を大幅に上回る機能が可能になります。BIでは単にデータを比較するだけではなく、一定のシナリオや結果に関連する形でデータを表示することが可能です。

　ニュースサイト「インフォメーション・マネジメント」の最近の記事によると、データに精通しているエンドユーザーはそのような分析を行っています。エンドユーザーが分析機能を自在に活用できるようになると、レポート生成のためにIT部門のスタッフの手を借りる必要がなくなり、双方にとってメリットが得られます。