2011.11.02

アメリカ経済回復基調でBI導入検討が増加
【Panorama Software Industry News より】

 アメリカ経済が今年回復の兆候を示していますが、多くの小売業者は売上高を維持するよう非常に強い圧力を受けている状態が続いています。あるソリューションプロバイダが発表したリポートによると、このような課題に直面してビジネスインテリジェンスソリューションを検討する小売業が多くなっています。

 小売業はBIプラットフォームの活用によりデータに基づく意思決定のスピードアップを目指し、これによって、よりスピーディに市場力学の変化に対応したいと要望しています。

 このニーズに応えて新しい範囲の実用的なインテリジェンスソリューションが発展し、日常的な意思決定に役立つ機能を提供したり、次世代小売業のモデルに迅速に対応しやすくなっています。

 BIの新しい取組みは小売業が従来活用していたソフトウェアとは異なるものです。例えば現在のBIは「現場の業務と営業活動の意思決定」を重視しています。

 BIへの注目が高まる傾向はしばらく続きそうです。最近発表された調査会社ガートナーのリポートでは、同社が選ぶ2012年度の戦略的ITの上位10位以内に次世代分析ツールを挙げています。