データ急増を解決したい！ビジネスインテリジェンスへの期待
【Panorama Software Industry News より】

　ここ数年多くの企業でデータの急増が課題となっていますが、その対策としてビジネスインテリジェンスソリューションに注目する企業が増えています。膨大な情報を意味のある有用なデータにして活用する取組みが求められています。リサーチ会社オーバム (Ovum) の記事をご紹介します。

　記事によると、北米、欧州、アジア太平洋諸国の企業の44パーセントが、今後2年間にBI導入計画の予算を計上していることが最近行った調査で明らかになりました。膨大なデータに埋もれることなく、効果的な意思決定のためにこのデータを活用したいと望む企業が多くなっています。

　「データが急増する傾向は今後も続き、これは疑う余地がありません。アンケートに回答したほとんどの企業は来年度だけでもデータウェアハウスの量が少なくとも10パーセントから20パーセントは増加すると予測しています。」リサーチ会社オーバムのアナリスト、トニー・ベア氏はこのように述べています。

　BIプラットフォームの機能に多くの企業が多大な信頼を置いていると専門家は見ています。ニュースサイト、インフォメーション・マネジメントによると、デジタルデータの膨張に伴って企業で生成するデータも膨大になっています。このためBI導入は今後もますます拡大すると予測されています。