2011.11.10
ビジネスインテリジェンス活用で競合他社との差別化を
【Panorama Software Industry News より】
ビジネスインテリジェンスソリューションによってどのような点で競合他社と差別化が可能になったのか、導入した企業はそのポイントを指摘することができます。
「MITスローンマネジメントレビュー」が世界的なコンピュータメーカーと共同で行った調査によると、いわゆる業務改革を行った企業が受けるメリットが明らかになりました。
第1のメリットとして、BIによって企業データの全体的な分析ができるようになったと回答した企業が78パーセントに上りました。また、一定のデータセットを集約し、収集することが可能になったと全体の77パーセントが回答しています。分析ツールを早期に、積極的に導入した企業は、業績と企業全体としての競争力において大幅にメリットを得ていることが今回の調査で明らかになりました。
改革を行った業務の中で、分析ツールは経営戦略と事業活動の中核的要素になっていると72パーセントが回答し、66パーセントの企業がすでにBIを業務に組み込んでいます。またBI活用によってほぼ要求どおりにインサイトを入手できるようになったと67パーセントの企業が回答しています。
競合他社との差別化を視野に入れ、BIの中でもSaaSビジネスインテリジェンスを導入する企業がますます増加しています。経営上の意思決定に関するITソリューション会社「ディシジョンマネジメント・ソリューションズ」の記事によると、全体の80パーセントの企業がホスト型BIツールを導入する計画があると回答しています。