2011.11.15
BI導入のためには投資対効果の証明を
【Panorama Software Industry News より】
分析ツールはコストが高すぎて維持できないという考えをどうしても克服できない企業もあります。ニュースサイト、iTワイヤ (iT Wire) の最近の記事によると、投資対効果を重点的に検討することがビジネスインテリジェンスソリューションの成功を証明するベストな方法であるとリポートしています。
今回のニュースでは6カ国で数多くの風力発電を手掛けるInfigen Energyの事例を紹介しています。関係者はBI導入を躊躇しましたが、わずか1パーセントの風力発電力アップで150万ドルの収益増加が期待できることが証明されました。
Infigen Energyはビジネスインテリジェンスソリューションを導入し、風があるときに必ずタービンが正しい方角を向いて運転されるように、運転と向きを確保しました。
同社CIOジュリアン・カーモディ氏もまたソリューションプロバイダと協業で一連の要件、定義、予測を作成し、収集しただけのデータに付加価値を生み出しました。
MITスローンマネジメントレビュー (MIT Sloan Management Review) は、BI活用によって競合他社との差別化を図ることが可能になるという記事を発表しています。調査結果によると、BI導入によりデータ分析と一定のデータセットの集計と収集ができるようになったと全体の4分の3以上が回答しています。