2011.11.18
ロサンゼルス市警の犯罪撲滅対策とは
【Panorama Software Industry News より】
ロサンゼルス警察は初めてコンピュータ分析データによるパトロール巡回警官の配置を始めました。CIOマガジンの記事をご紹介します。
ロサンゼルス市警はビジネスインテリジェンスソリューション活用によって、エリア内のどの地域でもっとも注意が必要かを判断するために過去の犯罪データと発生地点データを分析しています。このような、いわゆる「予測パトロール」をもっとも多く実施しているのはフットヒル派出署です。
「今後3カ月の予測分析のために厳しい調査を行っています。当管轄で最も多いのは窃盗事件ですが、これからは市警で初めて分析ツールを100パーセント信頼して窃盗事件を予測できるようになります。」フットヒル派出署担当警部、ミリノスキ氏はこのように語っています。
記事によると、今回BIプラットフォームで使用するアルゴリズムは、科学者が地震の予測に使用するものと同じです。正確には科学と全く同じ機能とは言えないまでも、市警での警備配置の改善に役立つことは事実です。
米国政府機関でもBIツールの導入と活用が増加する傾向にあります。政府ビジネス協議会とデトロイトコンサルティングが行った調査では、政府機関の管理職の45パーセントが現在BIを活用していると回答しています。